2011年を軽く振り返るつもりで、結構がっつり振り返った。

上海にいると年越しの感覚はすごく弱いんだけど。。。ちょっとだけ振り返り。

 

2011年は私個人の生活を漢字一文字で言うと「静」の一年でした。勿論、日本は大地震から始まり大変な時代に突入した最初の年であったと思います。

 

個人の生活としては怒濤という表現がふさわしかった2010年を終えて、仕事もプライベートも色々と焦っても急ピッチでは進まず、いい意味でも悪い意味でもゆっくりと進んでいきました。

2010年は仕事面ではビジネスモデル転換のスタートとリストラクチャリングの実行、プライベートでもまああれと、本当に色々ありすぎたんだけど(苦笑)

 

中国法人の責任者2年目としてゆっくりとだけど安定した発展、プライベートでも新しい場所で新しい生活になり、いろんな事を整理してこれからに向けての準備をしていた時間と言えるのかな。

 

仕事面では社員数も拡大することができ、オフショアビジネスであるけれど非常に高いクオリティの仕事をするチームが出来たかなと。

個人的には今年のうちの今の開発チームのビジネスって中国のこれからの時代のあるべき姿の先取りではないかなって思ってます。

既に中国、とくに上海は人件費が高騰し既に単純労働を中心とした生産基地としては機能しない場所です。ただ、例えばウエブエンジニアのように高いレベルの教育と能力が必要とされる人々を大量に採用できる場所としては、他に比類がない場所です。そしてそういったハイレベルな人達の採用が可能な米国/日本/英国などの大都市と比べると絶対的にコストは安い。

では重要なことは、どうやって上海の人材を活用してグローバルなマーケットで利益に直結するハイレベルな仕事を可能にするか?ということだと思います。具体的なやり方や内容は書きませんが、今年は日本のマーケットに対して上海の僕らから提供できたものは、特に年の終わりの方は、今までみなさんがお考えになっていたオフショアビジネスの上をいくものだったと思います。

 

今年はゆっくりだったおかげで、こういう事したいな、中国でビジネスするならこういう風にするべきなんだろうな、という考えや想いは膨らんできました。これだけゆっくりと時間が流れたのは10年以上前の大学生時代以来かもしれない(苦笑)

 

自分の身の回りの環境を見てみると、仕事/プライベートともに非常に良い状態で2012年に入っていけると思います。これは2011年の大きな成果。

みなさまに感謝です。

2012年はやりたいと思ったことをきちんと実行して、発展する一年にしたいと思います。

 

− 上海の仲間とグローバルに勝負!グローバルに勝負できる時代に感謝し、上海から仲間と一緒に僕らのチームの凄さを結果で示したい。

 

- 中国巨大PFとのビジネス。今の中国市場で成功するには巨大PFと良い関係を築きユーザーにリーチしていくかということが重要だと思う。これにいろんな形で取り組み先鞭を付けたいと思う。

 

ー 筆が進んでない中国で経験したことの書籍化(上海で働く社長のブログとかいってブログ書いてれば良かったと後悔中。。。)

 

ちょっとだけのつもりが結構がっつり振り返ってしまった(苦笑)