美しい生き方。

ここ一年ぐらい浅田次郎の本が好きだ。日本出張の帰りに成田空港の本屋で偶然「蒼天の昴」を読んでからたくさん読んでいる。

 

なぜ好きなんだろうか?

 

今日も飛行機で浅田作品を読んでいて胸に去来した思い。

浅田作品の根底にはいつも前を向いて生きている人間への賛美がある。

 

僕の人生は失敗や恥ずかしいものだらけと言っていいだろう。決して褒められたものではない。

羨ましいとか、代わりたいとか思う人もあまりいないだろう。

でも、いま、自分なりに自分の夢を追いかけて生きている。苦しいと思う時も多いけれど。

この、前を向いて自分なりの人生を歩みたいという思いはどこからきたのか?

思い返せば、ここ2年ぐらいは死んでいるような部分もあったんだと思う。

自分の想いをある意味殺して怠惰な惰性の中に生きていた。

会社の命令と言う言葉を免罪符にして。

 

その中でもう一度僕が立ち上げる事ができたのは、当時の恋人と友人そして浅田作品の影響だったのかな?と今にして思う。

 

前に向いて自分の使命を信じていきていく人は美しい。

僕もそうなりたい。

 

僕は中国で売れるサービスを作る。

そして投資ファンドを作る。そして日本のサービスを売りまくる。

今はインターネットだけど、将来的には老人ホームみたいなものを売りたい。

日本のソフトを売りたい。

それが僕の使命だと思いたい、そうであってほしい。