JD.comの成長と618と投資戦略
中国でECイベントである618というビッグセールが先週末に行われてました。
中国でお国柄的になんだかお祭りみたいにしてワイワイやってすっごい記録が出たって大騒ぎするのが大好きなんですよね。
今回はセール期間約3週間でのGMVが2兆円だとか。。。
詳細な数字は以下によくまとまってると思うのでそちらに任せるとして。
あんまり調べたことなかったので、JD.comの投資戦略についてちょっと分析。
Crunch Base
https://www.crunchbase.com/organization/jd-com/investments
2016年の8月からの1年弱で三桁億円の投資が4件と普段はテンセントやアリババの陰に隠れて?投資領域では目立ってないですが、非常に大型の投資を積極的に行っているという印象ですね。
(YINTAI CAPITALは投資会社なので除く)
大型の投資先:
Farfetch(ファッションEC)fruitday(果物特化のEC)
AIHUISHOUは中古品の売買プラットフォーム
YIXIN Capitalは中古車売買プラットフォームの金融子会社。
ElemaとかDaojiaは外食デリバリーですね
YINLONGはリチウム電池の会社、
こうしてみると投資戦略が見えますね。
①自分が得意じゃない領域の専門ECへの投資(将来的に取り込みのかな)
②本物、高品質が売りの自社プラットフォームでは取り扱いにくい中古品の売買プラットフォーム
③外食デリバリーはたぶん物流網がほしいのではないかなと。
自社の事業としての強み、弱みを補完する投資戦略、見事ですね。
当分は国内でのアリババとの戦いに忙しい感じですが、海外進出となったらメルカリへの出資とかありそうだなって思った投資戦略でした。
Uberに思う企業モラルと中国でのマナーが悪いとか言う古い偏見について
ブログのタイトルがイマドキのラノベみたいになってまったが、言いたいことはそういうことである。
昨日、UberのCEOがめちゃくちゃで企業文化もめちゃくちゃだって記事がでてたがどこまで本当なんだろうか。
http://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2017/03/post-7160.php
Uberがちゃんとしてるかどうかを判断する一番簡単な方法はUberに乗った時にドライバーが爽やかに挨拶してくれるかどうかじゃないかな。結局CEOのモラルが現場にそのまま出る。
ちなみに中国版UberことDiDiの接客の丁寧し気持ち悪いほどである。
電話の第一声で必ずDiDiタクシーです、と答えるしとにかくドライバーが全体的にハキハキとしてて気持いい。
当然かれらは正社員じゃないのにどうやって教育してるのか気になるな。なんとなく推測してるのはDiDiって良い企業文化があるんだろうなってこと。
ちなみに上海にUNBOTというECソリューションの会社があるのですが、社長以下、挨拶が本当に気持よくていい会社だと思います。
家でカッコいい音楽流すジュークボックスとか必要な人いっぱいいるのかな。
音声プラットフォームでずっともやもやしてたことがある。
amazon echoでもGoogle Homeでもいまの利用者は音楽プレイヤーとして使っていて、それが今後の主要な使用用途になるというリポートが多いんだけど、世の中の何%の人が毎日家で音楽かけていると思ってるんだろうか。
体感値としては10%以下だ。
お洒落でカッコいい生活してる人にはジュークボックスは必須だろうけど、世の中のほとんどの人には必要ないと思ってて。
少なくともおれの親戚の家では全家庭必要ない。
音声プラットフォームの勝負はまだこれから。
音声ならではの弱点は視認による一覧性の確保ができないことだと思う。
そこを解決したモノが勝つ気がするけどね。
花粉症治った?はなし。
12歳で発症して、今年で37歳。毎年春が憂鬱でした。
趣味がサッカーにゴルフ。長時間外にいることを余儀なくされるから、どうしても大量の花粉を吸いこむ。
夜は鼻水でて眠れないから、仕方なく睡眠薬代わりに強い鼻炎薬を飲む。
今年は3月3日現在、花粉症でてない!!!
海外行ってる時間もあるけど、半分は日本にいるし、ゴルフもしてる。
すごい薬にであった?
体質改善した?
合ってる民間療法みつけた?
全部ノーーーーー
単純に花粉を物理的に体にいれてない。つまりシーズンオフと同じ状態を保っています。
平常時はこの3つの併用:
超快適マスク+花粉防止スプレー(Amazon CAPTCHA)+花粉防止チューブ(Amazon CAPTCHA)
Amazon.co.jp:(日本製 PM2.5対応)超快適マスク プリ-ツタイプ ふつう 30枚入(unicharm):ドラッグストア
ゴルフ時はこの4つの併用;
スポーツ用マスク(Amazon CAPTCHA)+鼻に入れるタイプのマスク(Amazon CAPTCHA)+花粉防止スプレー(Amazon CAPTCHA)+花粉防止チューブ(
Amazon.co.jp: アレルシャット 花粉 鼻でブロック チューブ入 30日分: ドラッグストア
)
めっちゃ本気出して予防したらそれなりに効果あります。
みなさまもお試しあれ。
(クレジットカード)ゼロから始める異世界生活
ちょっと気になった記事が。
クレジットカードが現金より優れてる、という記事。
いやいや、どっちもだめだろうといいたい。
どう考えてもアプリ経由の直接決済が一番いい。
支払いをするために、「現金」とか「クレジットカード」とかいう支払のためだけの専用デバイス、大昔でいう貝殻の代替物を運ぶのではなくて、
携帯電話のなかにある自分自身の認証情報を見せることによって、自分が管理しているお金のデータを相手に渡すことができる、ということがすごく便利で大事。
これは情報革命と同じぐらい大事な貨幣革命のなんですよ、これは。
(現金)ゼロから始める異世界(中国)生活
めっちゃ久しぶりにブログ。
先日3泊4日で中国・成都出張にいってたんですが、人民元への両替忘れてて20元(300円)しか現金もってなかったんですよ。
やばいなって思ってんだけど、何となく過ごして帰りに財布みたら20元がそのまま入ってました。
1日目:
①深夜空港到着→ホテル、Didi((中国版Uber)で移動、支払いはWechat Pay
②コンタクトの保存液を忘れたことに気が付いたのでJD.comで注文。支払いはWechat Pay
2日目:
①朝食、オフィス近くのカフェでチョコクロワッサン。支払いはWechat Pay
②昼食、そこらの屋台で激辛担々麺。支払いはWechat Pay(屋台のおばちゃんのスマホにQRコードつかって個人間で資金移動)
③おやつの時間、セブンイレブンでポッキーとお茶を買う。支払いはWechat Pay
④夕食、ホテルに戻って本読みながら青椒肉絲ご飯。「飢了ma?」というデリバリーアプリを使ってホテル近くのレストランから出前、支払いはWechat Pay
⑤風邪気味なので風邪薬をホテルのスタッフに買ってきてもらった。薬代をWechat Payで個人間送金(QRコードだけで可能)
*ホテルの受付で昨日注文したコンタクトの保存液を受け取る。
3日目:
①朝食、オフィス近くのカフェでサーモンベーグル。支払いはWechat Pay
②昼食、会社の隣のレストランで仕事仲間と昼から火鍋。支払いは誰かがしてた。
③おやつの時間、この日はダイエットしたいから我慢した。
④夕食、ビジネスパートナー候補と会食。支払いは誰かがしてた。
⑤マッサージにいく。支払いはWechat Pay
⑥マッサージ屋さんからホテルが1.5KMとあるくには遠いのでそこらにいたおっさんの原付にニケツで載せてもらう。支払い(8元、120円ぐらい)はWechat Payで個人間送金(QRコードだけで可能)(値段はその場で適当に話して決めた。)
4日目:
①朝食、オフィス近くのカフェでサラダラップ、まずかった。支払いはWechat Pay
②空港へ移動、Didiで移動、アプリ決済(中国版Uber、支払いはWechat Pay)
③空港でいつもの激辛担々麵を食べる。支払いはWechat Pay
こうやって見ると、ぼくの生活のだいたいをTencent(Wechat Payの運営会社)の人は把握してることになるなと。
あと、現金持ち歩かなくていいのはすんごい楽です。
この購買履歴こそがビッグデータっていうものそのものだと思うんすよね。
さっさと、キャッシュレス化してすべての購買履歴をデータ化して分析する技術を培わないと日本は世界のイノベーションから遠い離れた田舎の国になっちゃいますね。
夏休みインターンについて
先日のインターンについて募集について詳細が決まりましたので続報です!
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【インターンシップについて】
業務内容
■自社プラットフォームの立ち上げ
1.中国のモバイルウェブ市場における、コンテンツプラットフォームの立ち上げ
→ 中国の超巨大市場に、「日本」というブランドで切り込んでいきます。
→ みなさんの持つ「日本」ならではの感覚が価値を持ちます。
2.ウェブサービス開発の全工程をやりきる
→ 市場調査・企画立案・開発・テスト・リリース後の結果分析・PJ全体の計画管理など、ウェブサービスの上流工程から下流工程まで全てに関わっていただきます。
→ 限られた時間で求められている成果を出すために、「やれることは全てやる」という姿勢で濃密な2ヶ月間を過ごしていただきます。
3.異文化間での共同プロジェクト
→ 中国人のインターン生たちと協力して取り組んで頂きます。
→ 言葉や文化の違いをどう乗り越えるのか。みなさんのグローバルへの挑戦の第一歩を提供致します。
会社紹介
- gumi china(谷米信息技術(上海)有限公司)
- モバイルオンラインゲームの企画、開発、運営
経営者プロフィール
- 斉藤 真介
- 慶応義塾大学卒。IBMでグローバルシステムの開発に携わる。mixi中国のCEOを経て、現在はgumi chinaを立ち上げ、CEOを務める。
- https://www.facebook.com/shinsuke.saito1/about
勤務地
- 中国 上海
勤務期間
- 8月、9月の約2ヶ月間の予定
- 2ヶ月未満、あるいは2ヶ月以上の参加も応相談
勤務日数、時間
- 週5日、土日休み、8時間労働、1時間の休憩
報酬、手当て
- 日中往復の航空券を提供
- 宿泊するアパートを提供
- 食事代1日30元を提供
- 現地における保険を提供
- 業務用PC、および必要なソフトウェア。その他業務上必要な物品。
こんな人を求めています
- 開発職に応募する場合
・ 特定のプログラミング言語の経験が2年以上(サーバサイドの経験歓迎)
・ 1からウェブサービスを開発して、リリースした経験
- 開発職以外に応募する場合
・ インターネット関連の分野で、企画やマーケティング、あるいはそれらに準ずるような業務経験が2年以上
- 共通事項
・ 中国語、もしくは英語で簡単な議論ができる方(開発職に応募する場合は言語力不問)
・ 心身ともに健康で、タフである方
・ 強い論理構成力、もしくは豊かな感性を持っている方
・ パスポート残存期間:6ヶ月以上
社内での使用言語
- 中国語がメイン
- 一部英語、日本語あり
社員数、社員の国籍構成
- 80名程度
- ほぼ全員が中国人
- 若干名の日本人
中国で本気で勝負してみたいと思っている方には、とても楽しく刺激的な機会になります。
興味を持たれた方は以下のメールアドレスに、下記内容を含めて返信をしてください。
1.自己紹介文(自身をアピールしてください。文字数、形式問わず。内容重視。)
2.インターン参加可能時期
3.その他(質問などあれば)